インジを増やすほど負ける”を終わらせ、実戦で勝ち筋を作る
この章のゴール
この章を読み終わったあなたは、次ができる状態になります。
- インジを「増やしたくなる病」から卒業できる
- チャートを見た瞬間に 「今は戦う相場か?」 が分かる
- エントリーの根拠が 言語化 できる(再現性が生まれる)
- 実戦で “迷いの時間”が激減 する
- 何より、「インジに依存して壊れる」ルートを回避できる
この章の本質は
インジケーターの紹介ではなく、
インジケーターの“正しい役割”を脳にインストールすることです。
インジケーターは「未来予知」ではない
投資初心者が最初に落ちる罠はこれです。
インジケーターを入れれば、勝てるサインが出る
サインが出たら入れば勝てる
結論:
インジケーターは基本的に“価格の後追い”です。
価格という事実を、見やすく加工しているだけ。
RSIもMACDもストキャスも、
全部「過去の値動き」を計算してるだけです。
つまり、
- インジは“正解”を出してくれる装置ではない
- インジは“判断”を肩代わりしてくれる装置ではない
プロがインジを使う理由は別です。
プロはインジを“判断”ではなく、
「判断ミスを減らすための補助」として使う

負ける人ほどインジを増やす理由
これ、超重要です。
インジを増やす人は、だいたいこの心理にいます。
- 自信がない
- どこで入っていいか分からない
- 何を信じればいいか分からない
- だから「確信」をくれるものが欲しい
でも残酷な事実として…
インジを増やすほど情報が増え、
判断がブレて、エントリーが遅れ、損切りも遅れます。
“確信”が欲しいから増やしたのに、
増やすほど逆に 確信が消える。
これが「インジ難民」です。

プロの原則:インジは最大3つ(それ以上はノイズ)
結論から言います。
初心者〜中級者が使うインジは最大3つで十分。
それ以上は「勝つため」ではなく「迷うため」になります。
そしてプロの世界では、そもそも
“インジの数”より「見る順番」が命です。
プロが勝ち筋を作る「チャートの見る順番」
この順番で見れば、初心者でも一気に伸びます。
✅ 順番(絶対に崩さない)
- 価格(ローソク足):何が起きてるか
- 水平ライン(サポレジ):どこが重要か
- トレンド把握(MA):逆らってないか
- 出来高(Volume):その動きは本物か
- (必要なら)オシレーター:行き過ぎ確認
インジは“最後”。
最初からインジを見ると負けます。

本当に必要なインジケーター
A|移動平均線(MA)【最重要:方向を一瞬で揃える】
役割
- 「今は買い目線か、売り目線か」を即決する
- 押し目買い/戻り売りの“土台”を作る
- 迷いを消す(逆張り衝動を抑える)
おすすめ設定(迷うならこれ)
- EMA20(短期の勢い)
- EMA200(長期の方向:大局)
※FXでも仮想通貨でも使える無難な組み合わせ。
実戦での使い方(超具体)
① 目線決め(5秒)
- 価格がEMA200より上 → 基本「買い優先」
- 価格がEMA200より下 → 基本「売り優先」
② 入りどころの型(押し目 / 戻り)
- 上昇トレンド:EMA20まで“押して”から反発 → 買い候補
- 下降トレンド:EMA20まで“戻して”から反落 → 売り候補
よくある失敗(ここで負ける)
- MAを「クロスのサイン」で使う(遅い)
- MAに触れたら即エントリー(反発確認してない)
- レンジ相場でMAを信じる(ダマシ地獄)
MAは「方向確認」と「位置」を見る道具。
サインとして使うほど弱くなります。

B|水平ライン(サポレジ)
厳密にはインジではないけど、最重要なので入れます。
役割
- 相場の「反応する価格帯」を見える化
- 利確・損切りの基準が作れる
- “どこで戦うべきか”が分かる
実戦での引き方(初心者でも再現可能)
- まずは 日足・4時間足で引く
- 直近の「止まった高値」「止まった安値」を結ぶ
- 価格が何度も反応してる帯を優先する(1回だけは弱い)
実戦での使い方(例)
- レジスタンス突破 → 押し目を待って買う
- サポート割れ → 戻りを待って売る
- ライン付近は “決着の場所” → 雑に入らない

C|出来高(Volume)【本物の動きだけ拾うフィルター】
役割
- ブレイクが「本物」か「ダマシ」かを見分ける
- トレンドが続くエネルギーがあるか判断する
- 仮想通貨(特に)で重要度が上がる
実戦での使い方
ブレイク時に出来高が増える
→ 参加者が増えている → 続く確率が上がる
ブレイクなのに出来高が細い
→ 参加者がいない → ダマシ率が上がる

D|オシレーター(必要なら1つだけ)
結論:初心者が使うなら「RSI」だけでいい
ただし役割はこれです。
逆張りのサインではなく、行き過ぎ確認
使い方(間違えないで)
- トレンド中にRSI70超え=売り、はNG(トレンドは70超え続ける)
- 正しいのは
- 「上位足レジ付近 + 伸び切った + RSI過熱」→ 利確検討
- 「下位足で無理に逆張りしない」ための確認

不要なインジケーター
❌ 1)オシレーター盛り盛り(RSI+ストキャス+CCI…)
- 全部「過去の価格情報」の別表現
- 情報が増えるほど判断が遅くなる
- 1つ当たると信仰、外れるとパニック
❌ 2)設定が相場ごとに変わる“職人系インジ”
- 「調整できる=再現できない」になりがち
- 検証不能で成長しない
- トレンドが変わると途端に役立たず

実戦での“型”を作る
ここからが「使える教材」です。
インジを入れて終わりじゃなく、実戦での運用手順を固定します。
✅ レイジ式:初心者用「最小構成チャート」
- EMA20
- EMA200
- 水平ライン
- 出来高
(+必要ならRSI)
これで十分です。
むしろ、この構成で勝てないなら
インジを増やす前に 構造理解が不足 しています。

✅ 実戦テンプレ①:トレンドフォロー(初心者が一番勝ちやすい)
目的
“当てに行く”じゃなく、
動いてる方向に乗る。
手順(この順番でしか見ない)
- EMA200より上か下かで目線決め
- 上位足の水平ライン(節目)確認
- EMA20まで押す(戻す)まで待つ
- 反発(反落)を見て入る
- 損切りは「直近安値/高値の外」
- 利確は「次の節目 or リスクリワードで固定」
重要:“待つ”が戦略。
押し目を待てない人は一生勝てません。

✅ 実戦テンプレ②:ブレイク戦略(ダマシを避ける)
手順
- 節目(水平ライン)を明確化
- ブレイクの瞬間、出来高が増えているか確認
- ブレイク直後に飛び乗らない
- いったん戻して「節目がサポレジ転換」したら入る
- 損切りは節目の内側に置かない(狩られる)

✅ 実戦テンプレ③:レンジ相場(やらないが正解)
プロはレンジで無理に稼ぎません。
初心者は特に。
レンジの特徴
- EMA200が横向き
- EMA20が絡みまくる
- 高値安値が更新されない
- 出来高が薄い
この相場は
勝っても実力が積み上がりません。
やらないのが最適解です。

8|初心者が“実戦で”必ずやるべき練習法
ここまでを読んでも、実戦で迷う人がいます。
理由は簡単で、型を反復してないからです。
練習①:チャートに「判断メモ」を残す
エントリーごとに必ず書く。
- 今は上位足トレンド?レンジ?
- EMA200の上下どっち?
- 節目はどこ?
- どの型(テンプレ①②③)で入った?
- 損切り根拠と利確根拠は?
これをやると
「なんとなく」が消えます。

練習②:週に10チャート“見るだけ”をやる
取引しなくていい。
毎週10枚チャートを見て
- トレンド
- 節目
- 押し目
- ブレイクの出来高
だけを判定する。
これが一番効きます。

9|よくあるQ&A(初心者の詰まりポイント)
Q:インジなしだと不安です
A:不安なのは正常です。
でも、不安を埋めるためにインジを増やすと
「不安が増える構造」に入ります。
最小構成で判断→検証の回数を増やしてください。
Q:どの時間足がいい?
A:初心者は 4H/1H を軸に。
上位足(日足)で方向、下位でタイミング。
1分足は迷いとノイズが増えるので後回し。
Q:RSIは使っていい?
A:使っていい。
ただし “逆張りサイン”ではなく、行き過ぎ確認 で。
インジで勝つんじゃない。“迷いを減らして勝つ”
- インジは未来を当てない
- 増やすほど迷いが増える
- 必要なのは
- MA(方向)
- 水平ライン(節目)
- 出来高(本物判定)
- 実戦では「テンプレ手順」で見る順番を固定する
もしも分からない事があれば下記LINEで相談してください
実践準備を整えよう
学んだ知識を“実戦”で確かめることが最速の成長。
FXと仮想通貨先物の違いを
最も早く体感できるのは、実際のチャート。
👇 まずは実践の環境を整えよう。

この次は技術習得2:全チャートの基礎(上位足一致)
→ 「なぜ上位足に逆らうと負けるのか」
→ 実戦で“方向を間違えない”ための核
